番外編
「Everybody Dance!」 Nile Rodgers (2011)
CHIC は80年代にキレのあるベースとギターを中心にセンスの良いディスコ(死語?)曲を提供して
きたバンドである。最近 Toy Story 3 の中で Le Freak を聞くことができ懐かしく思うと同時に、30年
経っても色褪せない先進性を再確認した。小生、当時の LP やら 12”シングルを持っているが(押入れ
のコヤシになっておるが)、ファン度がそれほど高かったわけではなく、Bernard Edwards が亡くなって
いたことを最近知ったのだった。一人となった Nile Rodgers の CHIC をブルーノート東京で聴いた。
この日(4/18)、ラストナイトということで、またTVカメラが入っていたことで、気合いが入って
いたと思う。ヒット請負人たる Rodgers プロデュース曲の数々、つまり、We Are Family, Greatest
Dancer, Upside Down, David Bowie に似てるでしょうと紹介された黒人ドラマー君の歌った Let's Dance、
もちろんCHIC の持ち歌、これで盛り上がらないわけがない。Like a Virgin だって意外に良かった。
向かって左のボーカル女性はソウルフルな歌声を披露し、ベースもドラムもタイトにしてファンキー、
出演者皆が白スーツで決めて、総じて見事なパフォーマンスだった。写真撮影タイムなどとサービス
精神も旺盛。震災のこと、Edwards のことにも触れて感動的でもあった。
頭の薄くなったオヤジ、小皺の目立つオバチャンたちに混じって、1曲目から皆で踊っておりました。
若かりし頃 Candy Candy や Star Woods ですれ違ったこともあったかもしれない。少し汗をかいて
♪Give me a C, C, give me an H, H, ...(鼻歌)と余韻に浸りつつ帰路についた。
表題のCDは聴いたわけではないけれども、サワリのall-in-oneなので勧めておく。
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